UXスペシャルインタビュー

レクサスが提案する
クリエイティブな
新スタイル 取材・公開日 / 2018.12

加古慈
Lexus International
Executive Vice President
チーフエンジニア

UXで目指したラグジュアリー

異なる分野の物事を融合させたクロスオーバーという言葉が自動車業界で使われて久しい。RXでその流れを切り拓いたレクサスが、都会派のコンパクトクロスオーバーを新たに開発した。UXだ。レクサスインターナショナルのエグゼクティブ・バイスプレジデントで、UXの開発を率いた加古慈氏はこう振り返る。

UX250h“version L”。ボディカラーのブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング<4Y1>はメーカーオプション。

「近代建築の三大巨匠のひとり、ミース・ファン・デル・ローエが提唱した”Less is more”という言葉がありますが、不要なものをそぎ落とした先にラグジュアリーの本質があると思うんですよね。近年クルマの機能や装備はどんどん増えてきて、それらを操作するスイッチもたくさん必要になってきています。機能を損なうことなく、見た目にシンプルで誰もが使いやすい、そういったレイアウトの実現こそがラグジュアリーの提供であるという思いで挑戦してきました。コンパクトだからといって妥協するのではなく、このサイズを求めるお客様に何がベストかを開発チームが一丸となって考えて開発を進めました」

視界の抜け感を徹底的に追求

ドライビングの高揚感を演出するためにUXの着座位置はクロスオーバーとしては低めで、ハッチバックやスポーツクーペに近い。それでも開放感を味わえるのは、視界の抜け感を徹底して突き詰めているからだという。
「今回はGA-Cプラットフォームという新しいプラットフォームを採用することでパワートレーンを含めた低重心化が可能になっています。そのため、外形ボンネットフードから繋がるフロントウィンドウ下端部もより低くできているのですが、着座位置が低めでも、開放感、外とのつながりを持たせるために、ダッシュボードの上面を低く抑えるべくミリ単位での搭載設計上の工夫をしています。通常前面に配置されるオーディオスイッチをセンターアームレストの前側に配置したこともそのひとつです。」

UX250h“version L”。インテリアカラーはコバルト。

走りへの期待感と視覚的な開放感を両立した運転環境は、加古氏のこだわりでもある。
「私はスポーティなクルマが好きで、着座位置の低いクーペを乗り継いだ時期もありました。私の身長ですとドライビングポジションはやや前の方になるのですが、そうするとクルマによっては、アウターミラーが右左折時やワインディング走行時の斜め前方の視界を妨げたり、スイッチやアームレストが着座位置に対して後ろよりにあることで使いづらかったりするんですよね。そういった経験からUXでは着座位置を低くしながらも、小柄な方も含めて誰もが運転しやすく、自然に手を伸ばしたところに操作したいものがある、そんなコックピットにしたかった。開発現場には男性が多いのですが、みんながその思いに共感してくれて、さまざまな問題の解決に取り組みました。当然女性パネラーにも協力してもらっていますが、ユニークなところでは女性ユーザーを意識して、付け爪をしたり、ヒールを履いたりして、女性の感覚に寄り添ったシミュレーションを試みた人もいたほどです」

UX250h“version L”。インテリアカラーはコバルト。
UX250h“version L”。ボディカラーはソニックチタニウム<1J7>。

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